不景気 [社会]
金融危機以降、表向きは景気が良さそうに見えていたモスクワの風景にも少しずつ影響が現れてきました。
手前の広告スペースも空きがあります。けっこう良い場所なのですが。
閉店した跡の空き店舗です。
景気が悪化して治安が悪くならないよう、願っています。
不思議な慣習 [名所]
最近少なくなったとは言え、博物館や美術館では「外国人値段」が設定されている場合が珍しくありません。ここでは通常の入場料は100ルーブルですが、外国人は300ルーブル。 外国人値段だけ英語で書いてあります。G8加盟国でこんな事をして恥ずかしくないのかと良く言われます。
歴史的な建造物等ではこのようなものを履かされます。日本だったら下駄箱があって靴を脱いでスリッパに履き替えるのでしょうが。 靴を脱いだり履いたりするよりもこの方が簡単です。
そろそろ帰国が近づき、荷物も画像ファイルの整理もしなくてはいけません。
モスクワ川 川面より
好天に誘われてモスクワ川クルーズに行ってきました。
今日の気温は30℃を超えたようです。短い夏を逃してはなりません。
ブーランは相当老朽化が目立ちます。
チョコレート工場はもう操業しておらず、左側の黄色い看板には「貸します」と書いてありました。借り手が現れるかどうか心配です。
今まで見たことがある場所も、視点を変えて川面から見るとまた風情が違います。モスクワではめったにない好天にも恵まれ印象深い一日でした。
初夏到来 [名所]
突然ですが初夏になりました。 7ヶ月が冬で、残りの5ヶ月で春夏秋をやらなくてはいけませんからのんびりしていられません。
美しく塗装しなおされた噴水も水が出ています。
当然シャシリクとビール!
記念撮影も当然ですが、
チャンバラは余計です。
酒よこせ? [社会]
暫く前からフランス系スーパーマーケットのアシャン(АШАН http://www.auchan.ru/)の酒売り場が下の写真のように閉鎖されています。
バリケードの後ろが酒売り場でガードマンがあちらこちらに立っています。新聞報道(http://www.themoscowtimes.com/article/1010/42/377304.htm)によると新しい行政ルールによって余分な書類が要求されたとのこと。 他のスーパーは閉鎖されていません。別の理由があるようにも思います。
しかしこの国では「酒の定義はアルコールが10%以上!」との事でビールは買うことができます。 ウォッカがないと生きていけないロシア人ならともかく私には関係なさそうです。
いつものようにのんびり写真を撮っている訳にもいかず、多少見苦しい写真ですが御容赦の程を。
モスクワのキティーちゃんショップ [名所]
英国王立造幣局鋳造『ハローキティ誕生35周年記念貨』が発売されるそうです。
http://www.sanrio.co.jp/corporate/release/2009/0520.html
こちらはモスクワのキティーチャンショップです。
ここに金貨が展示されるのでしょうか。ワクワクドキドキ。
美術館で夜更かしを [名所]
モスクワは緯度が高い所ですから、今頃になると夜遅くになっても明るいままです。 5月16日から17日にかけて「Night at the museum」 (http://www.nochvmusee.ru/)という企画で、モスクワ中の150もの美術館が深夜まで開館時間を延長、特別展示を行っています。
私の大好きなWinzavodに夕方出かけてみました。ここは写真や現代美術が主に展示されています。昔の工場跡地で横浜の赤レンガ倉庫に雰囲気が似ています。
ちょっと良い感じ。もっと暗くなるとさらに盛り上がるでしょう。
怪しい雰囲気ですが、実はスターバックスの出店です。
最も盛り上がっていたのは漫画家のポスターセッションでした。このなかからボリス・アクーニンに引き続き叙勲される人がでてくるのでしょうか。
150もの美術館が深夜まで開館しています。地下鉄も3時まで運転しているそうです。 美術館が沢山あるだけではなく治安が良いモスクワでしか出来ないイベントだと思います。
備えあれば患いなし [科学]
パンデミックの直前とも言われる今、ロシアには幸い未だ侵入していないようです。・・・・・・・しかし本当か? ここに何年か住んでいるので、「検査がいい加減で検出されていない」 もしくは 「検出されていても政府が隠している」 と考えてしまいます。
「転ばぬ先の杖」、「備えあれば患いなし」、「善は急げ」、「人事を尽くして天命を待つ」という事で薬局でタミフルを買ってきました。なおロシアでは処方箋は不要です。
タミフルはTamifulだからТамифулだと思っていたのですが、Тамифлюでした。