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温度計 [科学]

つい先日まで快適な気温が続いてきたモスクワですが、本日は35℃ほどまで上がったかもしれません。暑かったと言うと日本から文句が出そうですが。

温度計3.jpg
モスクワの屋外にはあちらこちらに温度計があります。もうこのようなアナログ(アナクロ?)温度計は探すのが難しくなりました。この温度計の高さは2m以上あるでしょうか。どうすればこんなに巨大な温度計が作れるのか私にはわかりません。

温度計1.jpg
これは普通の大きさです。

・両方とも摂氏(℃)だけで華氏はありません。
・プラス側もマイナス側もそれぞれ50℃まであります。

恐るべし。

大きい方の温度計の写真を撮っていたら警備員がやってきて思いっきり叱られました。写真を良く見ると温度計の横には監視カメラがありますね。公道から見えるものの写真を撮るのもヒヤヒヤです。
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ラジオタワー [科学]

皆様

故あってバタバタしており更新が滞っております。バタバタは今月いっぱい続く模様です・・・

バタバタの間に少しだけ暇が出来ました。


ラジオタワー.jpg
中心から少し南に行ったとシャボロフカというころに奇妙な鉄塔が立っています。ラジオの放送鉄塔だそうです。非常に特徴的な形をしています。鉄骨の使用量が少なくて済む画期的な設計との事です。

ラジオ放送.jpg
博物館の古いラジオの展示の後ろのパネルにもタワーの模型がありました。


中学生の頃に聞いたモスクワ放送はここから放送されていたのでしょうか?

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資源豊かな国 [科学]

突然の初雪も綺麗に消え去りました。

工業技術博物館の展示に戻ります。


油田の模型。


石油掘削ドリル。


炭坑の模型。

この国は広い国土と天然資源に恵まれています。


同行者に一番受けていたのがこれでした。 カメラお○くには別に珍しくもないのですが・・・


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50年前(II) [科学]

1957年に世界初の人工衛星を打ち上げたソ連ですが、電子計算機の技術は随分と遅れていたようです。


同じく1957年にソ連で初めて作られた真空管式電子計算機、その名も「ウラル一号」。手前にある円筒形のものが1024ワード(1ワードは36ビット)の磁気ドラム式メモリ。演算速度は毎秒100回!


裏から見た配線です。思わず歓声を上げそうになりました。

テルミンと同じく工業技術館に展示してあります。


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50 years old [科学]


1957年10月4日にソ連(当時)が世界初の人工衛星、スプートニク一号(Спутник-1)の打ち上げに成功しました。今日は50周年でした。どこかでイベントがあったのでしょうか。ここに写っているのは「模型」です。本物は勿論燃え尽きてしまいました。


これが打ち上げに使われたR7ロケットです。モスクワ市内のBDNHのものです。


ちょっと前に見た50周年の看板ですが、もう撤去されています。「私たちは今までもこれからも一番!」とか書いてあるようです。ソ連的?なフレーズです。


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テルミン [科学]

「テルミン」はロシア(ソ連時代)の科学者、レフ・セルゲイビッチ・テルミン(Лев Сергеевич Термен)によって世界で初めて発明された電子楽器です。9月28日に発売になった学研の大人の科学の付録に付ているそうです。(http://otonanokagaku.net/magazine/vol17/index.html

これが元祖テルミン。後ろにテルミンの名前と写真が見えます。

モスクワはクレムリンの直ぐ近くにある工業技術博物館にあります。これが入り口。http://eng.polymus.ru/

入場券。


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メンデレーエフ [科学]

ウォッカの濃度は40%が望ましいと提言したメンデレーエフ(Дмитрий Иванович Менделеев)は皆様ご存じの通り周期律表を作成したことで知られています。中学校の理科で習った記憶があります。これはモスクワ大学の化学学部の前にあるメンデレーエフの像です。

メンデレーエフはモスクワ大学ではなくサンクトペテルブルグ大学に奉職しておりました。これが元祖周期律表です。


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ロケット [科学]

ロシアがほこるソユーズロケットの展示です。

色々と言われれていますが、冒険せずに細かい改良を積み重ねています。
最近はスペースシャトルに比して信頼性を誇っています。

1.大出力のロケットを開発せずに5本のロケットを束ねて使っています。(保守的)
2.自分で自立する強度はありません。だから写真のようにスタンドが必要です。
  ロケットの目的は自立する事でなく物を打ち上げる事です。
  自立する強度を持たせずに軽量化を目指したのは慧眼だと思います。(斬新)
3.実績があるケロシン(軽油)と酸素の組み合わせを使い続けています。
  無重力(加速度がない状態)では点火できないので一段目の切り離しの前に
  点火する必要があります。二段目と一段目の間に二段目の燃焼ガスを
  逃がす工夫がしてあります。(工夫)

基本設計は古いのですが侮れません。
このロケットがなければ国際宇宙ステーションは頓挫していた事は間違いありません。


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